木全 本展は、ご来場いただいたゲストも大変多く、
大変ご好評いただきました。ありがとうございます。
また、
会場で上映したビデオ作品(撮影:木全 編集:池田)は
展覧会の作品の素材集めや作成過程、
お住まいのある八王子のたたずまいや木全氏の日常を
垣間見ることができ、
お人柄や熱意の感じられるすてきな作品になりました。
身の回りの金属の道具たちは、
工場で機械を使って型抜いたりしぼったり
日々大量に生産されているものですが、
今回並んだ作品たちは、
ひとつひとつが手から生まれる、
作家の審美眼を通って生まれると思うと
ちいさな一輪挿しや燭台ひとつも
とてもいとおしく感じられます。
当ギャラリーでお預かりしている作品もありますし、
しばらくは映像もご覧いただけることと思いますので
ご希望がありましたらスタッフにお声掛けください。
最後の写真は、会場中央に設置されていたやじろべえなのですが、
手の上で左右に大きく振ると、中央部分にある小さな打楽器(タンバリンの音の元)が
シャン、シャン、ととてもいい音を響かせるのです。
さすが、木全先生のパフォーマンスがダイナミックで楽しかったです。
スタッフも挑戦したのですが、あまりいい音が出せず降参でした。