根強いファンの多い、小林順子さんの展覧会を開催します。
今回は細かい手仕事をほどこした白いブラウスや
小林さんのアイコンでもある、ポジャギを仕立てたベストなど、
初夏にうれしい作品が並びます。
もちろん、ポジャギのタピストリーもおたのしみに。
今回は、韓国伝統の結びであるメドゥップの研究をしている
鈴木千香枝さん、
韓国伝統の紙、韓紙や韓国の布地を使って
糸入れを作っている
弥富静江さんも参加してくださいます。
案内状掲載の、うめだみちこさんの文章を転載しておきましょう。
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5月の風は順子さんの作品によく似合う。
生成りの、墨染めや草木染めのポジャギのタピストリーが風に揺れる様は
見る人の気持ちまで軽やかにしてくれる。
順子さんもまた、風のようなひとだ。
出会ってもう10年余り。
涼やかな人となりはいつ会っても変わらない。
そんな人が、15年前、韓国の街角で墨染めの麻の僧衣に運命的なものを感じたのは
必然といえば必然。
以来彼女のライフワークとなった墨染めの布や美しい服は、
新たな魅力も加わって、たくさんのファンに熱烈に愛されている。
今回のスペース煌翔での展覧会、
韓紙工芸やメドゥップと呼ばれる手仕事と共に
また一つ広がりのある空間になりそうだ。
(繭)うめだみちこ
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そして、29日には、糸入れを実際に作ってみる
ワークショップも開催します。
ぜひご参加ください。
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小林順子 + 2 展
2010年5月28日(金)-6月6日(日)
11:00―19:00
会期中の休み 6月1日(火)
会場へのアクセスや連絡先は、
スペース煌翔のホームページをご覧ください。